7月末までの釣果情報まとめ & 8月の立ち回り
夏休みも若洲フィッシングストアは元気に営業中です!
地上は猛暑報道が続いており、どう考えても去年より一昨年より今年の東京の7月は暑かったですね(^^;
人類も魚類も夏が暑いのは同じ、日差しが辛いのも一緒。
しかし、地上と水中ではその度合いが違います。河川・港湾・湖など場所によっても。
魚はそれぞれ適正水温があるので、低水温で元気な種類もいれば、高水温の方が活性が上がる魚もいます。
では、酷暑が続く今夏はどうなんでしょうか?
結論から言ってしまうと、若洲の"水中"に関して言えば7月末時点の状況は例年と大きく変わらないです。
特別好調でもなく不漁でもない。いつも通りと思われます。
陸上の例年より厳しい高気温に比例して、水面付近はお湯のように高水温となっているものの、海域全体としてみれば水温が特別高いわけではなく、魚自体が居る・居ないについても例年通り。
ただ、6月後半から現在のような気温が続いているため、梅雨をスキップしていきなり『例年の8月』ような状態になり、梅雨時の魚(イシモチなど)が少々振るいませんでした。
しかし、この後8月いっぱいは7月とほぼ同様の状況になると思われます。
では、直近7月の釣果を紹介しつつ、8月の立ち回りについても紹介しましょう(^^)/☆
◆サビキ釣り―サッパ・コノシロ
真夏になんでもいいから何かしら釣る!ということであればサビキ釣りで底の方を狙いましょう。
当店のレンタルでも特殊な状況でない限り、9月中旬までは殆どサビキ釣りで提供しています。
特にサッパは春や秋よりも夏場によく釣れる傾向があり、8月に爆釣する事も可能◎
高水温期につき濁りが強い日が多いので、(魚から見た)視認性を重視して白系やパール系カラーのサビキ仕掛けがおすすめです。
◆泳がせ釣りなど―スズキ(シーバス)
学術的には適水温15~18℃程度といわれ、高水温期は川に遡上したりして港湾部からは姿を消す。。。など色々な説がありますが、若洲ではそんな事はなく年中ウジャウジャ居ます(笑)
むしろ今年は例年の7-8月より多いかもしれません。
とはいえ水温の問題で、基本的には底の方で待機していることが多いので、泳がせ釣りは全遊動ではなく胴突き仕掛けなどを用いるのがおすすめです。
◆ちょい投げ釣り―イシモチ&キスなど底もの
まず、キスは殆ど回遊しておらず現時点ではハズレ年です。
イシモチ(画像)の方も7月上旬から高水温だった為か、昨年と比べトータル実績は少ないです。
昨年は7月前半が割としっかり"梅雨"だったので、イシモチがよく釣れる曇天日が多く、今年の7月は傘マークの予報が出ていてもゲリラ豪雨ばかり。
最初から8月のような気候だったので7月全体で見ると1人1.2匹釣れているかどうか、とちょっと地味な釣果が続いています。
狙ってみるなら、曇りや降雨前など気圧の変わりやすい時間帯がおすすめです◎
◆ウキ/フカセ釣りなど―チヌ(黒鯛)
若洲に限らず東京湾奥全体で年々増えてるような。。。
今年もやっぱり好調で、秋とは違い7.8月は30~50㎝の良型が多いです♪
レンタルセットのサビキ釣りに付属する寄せエサ『オキアミ団子』に食いつくことも多く、予報35℃を超す真夏日でも当店前など比較的浅いエリアでよく釣れます。
当店でも直ぐに揃えられる簡易的な仕掛け+オキアミ団子で足元を狙ってみましょう(^^♪
(釣りあげるにはタモ(網)が必要ですが、、、^^;)
以上、7月も上旬から猛暑となりましたが、8月2日現在も気温や水温、釣果状況も7月上旬からほぼ変わっておらず、ねらい目の魚種や釣り方自体は8月いっぱいほとんど同じで大丈夫です。
サッパやチヌを中心にとりあえずまずまずの釣果が得られそうなこの8月ですが、釣果ウンヌン以前にまずこの猛暑。。
決して無理のないように釣りをお楽しみください。
また、当店も塩分補給系・スポーツ系飲料の取り扱いを強化し、毎日店頭前に日よけテントを展開しています。
疲れたら無理をせず、遠慮なく当店前でお休みくださいませ。
@若洲フィッシングストア