2024.10.27
焚き火のポイント ~広葉樹と針葉樹~
皆様キャンプの定番といえば?
様々思い浮かぶと思いますが今回は焚火のお話を少し。
キャンプ場で働いていると良くお客様から質問を受けます。
「広葉樹と針葉樹、どちらが焚火に良いですか?」
結構難しい質問ですね。
お持ちの焚き火台の大きさや特徴、その日の気温などでも変わってきますが
簡潔にお答えさせて頂きます。
若洲アウトドアセンターでは2種類の薪を取り扱っております。
(左が針葉樹、右が広葉樹)
針葉樹と広葉樹の2種類があります。
針葉樹が4㌔(990円)、広葉樹が10㌔(1960円)と値段と㌔が違うので
ここで迷う方が多いご様子ですね。簡単に、それぞれの特徴をお伝えします。
まず火が付きやすいのは針葉樹です。
広葉樹と比べて密度が低いので、火が付きやすい傾向にあります。
またバドニングなどで割りやすいので、最初の焚き付けを作るのに
適しています。
燃焼時間の目安は2~3時間で短時間の焚き火に適しています。
ソロ焚き火台や、小さい焚き火台におススメです。
広葉樹は逆に火が付きにくいですが、長持ちする傾向にあります。
針葉樹と比べて密度が高いので、一度ついたら長く燃えます。
ただ密度があるので、薪は割りにくく重量があります。
燃焼時間の目安は4~5時間です。
グループ向けの大きな焚き火台や、薪ストーブにおススメです。
上記の燃焼時間は薪の組み方であったり、焚火台の構造などで多少変わってくるので
大体の目安としてお考えください。
また焚火を楽しむ際には、風向きにお気を付けください。
風下にテントや体を置くと火の粉が飛んでケガや、テントに穴が開いてしまうかも。
楽しく安全に焚火を楽しんでください。