焚火クラブ 2024 焚き火台人気投票☆第三位

焚火クラブ2024 焚き火台人気投票で人気を集めた焚き火台の深堀り紹介。
第3位は静岡県沼津市発のファクトリーブランド『ASOBU』の焚き火台!
そして同ブランドが出品した2種の焚き火台は、第3位→第4位と並んでフィニッシュ。
TOP3に絞って紹介する予定でしたが、せっかくなので(?)第4位の焚き火台についても併せて紹介します!

まずは、焚き火台人気投票第3位から!!

『IRORI』 製品公式HP

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第4位の同社別モデルと比べ、純粋に焚き火台として扱いやすい形状です。
現時点では3サイズの展開がありますが、いずれもその展開面積においてクラス最軽量級。
そして、いわゆるUL(ウルトラライト=超軽量)焚き火台によくみられる弱点も克服しています。

まずは、驚異的な耐荷重。
中間サイズの「201」は自重560gに対し、耐荷重は推奨25㎏(限界40㎏)!
ASOBU公式ページでもあまり自慢していませんが、我々焚火クラブ実行委員は見逃しません。
 
いやいや、さすがに盛ってませんか?と。
会場内のMCによるインタビューでは、意地悪くそこをツッコんでみました(笑)

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軽量焚き火台では足回りがスティック、あるいは細いフレームで設計する事が多いもの。
対するIRORIは、足回りもプレート(板状)の素材で、よく見ると補強板も付いています。
畳むとカードのようにペラ一枚ですが、立ち上げた後は曲線による応力で頑丈そのものに!
テストではASOBUの社長(男性/約70㎏)が乗っても大丈夫だったけど、保証できる数字として25㎏/限界40㎏のような表記になっているようです。
・・・意地悪なこと聞いてすみませんでしたm(__)m

このように、実演展示でも「見る」だけではわからないようなお話も聞けちゃう。それも焚火クラブの魅力です☆

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もう一つ、よくあるULクラスの焚き火台でちょっと問題になるのは、灰や地面のケア。
軽量化や吸気のために火床に多数のスリット(穴)を設けたり、火床自体がメッシュ(網状)の素材を採用する事が多いものです。
この点も、IRORIはそれらと異なり殆どスリットがありません。
地面に灰や火の粉が落ちず、上昇気流で炎を持続させるので下方向への放射熱も少ないんです。
軽量で使う状況も選ばず、様々なキャンプフィールドで活躍できることでしょう♪
 

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続いて、、、
同じASOBUから第4位となった『EBOSHI』もちょっと紹介!製品公式HP

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得票数はなんと1票差で、同ブランド同士の超接戦でした。
IRORIとは打って変わって、こちらは筒状のウッドストーブです。
上の画像は『TATARA』というオプションパーツを取り付けた状態で、フルサイズの薪を使用する事も可能☆
さらに夜間は篝火(かがりび)のように"見て"楽しむことも出来ます。
こちらもIRORIと同じく自重に対する耐荷重が非常に高く、2重のロストル(下網)で燃焼持続性も確保。
実用性もバッチリですね♪

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ASOBUブランドの製品は、共通して非常に軽いULモデルでありながら、その軽さに不釣り合いな頑丈さを有しており、ちょっと複雑そうに見えてどちらも1パーツ構成
なのでパーツ脱落や紛失で使えない、という場面もなく、高い信頼性を持ち合わせています。
これらの共通項は、実は両製品とも元々『防災用品』として開発をスタートしている経緯があり、キャンプだけでなく"災害時"も考慮されているからです。
フィールドや状況を選ばない利便性から、お客様の投票コメントにはずらりと「軽さ」や「収納」、そして「機能性」という言葉が並びました。
なお、IRORIの方は「UFOみたいなデザインが可愛い」、など単純に見た目に惹かれたお客様も多かったようです(^^;
 

@焚火クラブ実行委員会
NEXT EVENT▶▶『薪割クラブ 2025』2月22日(土曜)開催!

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